【後払いのがん保険】「わりかん保険」って何?得なの?損なの?
ジャストインケースが発表した「わりかん保険」はがんと診断されたら一時金として80万円を支払うシンプルな保険です。どんな保険なんでしょうか?
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わりかん保険の仕組みは?どんな保険?
シェアが様々なビジネスで1つのキーワードになっていますが、まさにその典型的なビジネスモデルですね。
いざという時のために、みんなからお金を集め、必要な人に渡す。
「800年くらい前、頼母子講(たのもしこう)というのが生まれたと言われている。村長が村人からお金を集めてプールしておき、何かあった時に渡した。これが日本の保険の原点だ。」とジャストインケースの畑加寿也社長は語っています。
これを現代の手法で蘇らせたのが、わりかん保険ということです。
これまでの保険は、保険料を事前に支払いますが、わりかん保険では事後になるのが大きな特徴です。
がんになった人が出たら一時金として80万円を渡し、月間にかかった保険金を合計して、翌月加入者で割り勘して支払うので、がんになった人がゼロなら、保険料とゼロという仕組みです。
保険料については、一時金合計額に管理費用を約30%上乗せして、それを加入者でわるかたちを取っています。保険会社としては異例ですが、保険会社の取り分についても開示する方針です。
支払う保険料は、39歳までは500円、54歳までは990円、74歳までは3190円が上限となり、0円からこの上限額の間の額を後払いで支払うということなります。これでまかないきれない場合は、ジャストインケース社の負担となりますが、そうはならないように設計されています。
この仕組みだと、保険会社がリスクを取ることがないので保険料にバッファーが入らず、安くなるという仕組みで加入者には優しいですね。
生命保険業界も注目しているようです。
発売に伴う記者会見の様子です。↓
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80万円の保険金って高いの?低いの?
万が一の時の不安をお金で解消したいっておもいますよね。
ただ高額療養費還付制度という制度が国にあります。これは、所得に応じて病院から請求される医療費の一定額以上は申請すれば戻ってくるという制度です。
例えば、年収700万円の方ですと約8万円が月の病院に対して支払う上限額となります。素晴らしい制度が日本にはあります♪
ただ、先進医療は対象外です。これは、最先端の医療であって数百万円するものがあります。
今販売されている医療保険を買うかたの目的はここが支払われることと、セカンドオピニオンのサービスがついていること、が多いようです。
そこまでは、、
という方はわりかん保険でもいいのかもしれませんね。純粋に80万円の保険金に対しては、割安な保険でありお得な保険です。何よりもとてもわかりやすい保険です。
最後までお読みくださりありがとうございました。