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コントレイル・馬主や馬名の由来など【最強馬】の軌跡にせまる!!

 
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“最強馬”…まさにこの2文字にふさわしい素質馬・コントレイル

 

2020年4月19日の皐月賞、昨年のホープフルSの覇者で1番人気のコントレイルがデビューから無傷の4連勝で1冠目を制しました。

 

3冠馬を目指せるのは、コントレイルのみだと思うので・・・ダービーへと挑む馬たちの目標となる絶対王者に君臨することになりました。

 

しかし、往年の名馬、ディープインパクトを父に持つコントレイルが圧巻の強さを見せつけるのはむしろこれからでしょう!!

 

とても楽しみです。

 

コントレイルやその馬主、馬名の由来など、これからの【最強馬】の素性や素顔にせまっていきます。

 

 

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コントレイルの軌跡・経歴

 

 

コントレイルは、2017年4月1日、北海道新冠町のノースヒルズにて、母・ロードクロサイトの3番仔として誕生しました

 

 

幼少時代

 

ロードクロサイトの祖母・Folkloreは2005年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ優勝馬で、同年の米国2歳牝馬チャンピオンにも選出されました。

 

コントレイルが誕生する前年の繁殖シーズン、ノースヒルズ生産馬で2013年の東京優駿(日本ダービー)を優勝したキズナが種牡馬デビューしていましたが、ロードクロサイトはキズナが母の父として持つストームキャットを3代父として持っていたため、キズナではなくその父のディープインパクトが配合されたのです

 

生産したノースヒルズゼネラルマネージャーの福田洋志さんは、牧場時代のコントレイルについて「ひと言で言えば、とても雰囲気のある馬で、カッコ良い馬でした」といい、「毛色に関して言えば祖父サンデーサイレンスゆずりの青鹿毛の真っ黒な馬体。バランスも良く、性格も素直で、スタッフの間でも人気の高い馬でした」と述べています。

 

離乳までの約半年間をノースヒルズで過ごし、その後中期育成牧場ノースヒルズ清畠に移動して約1年間を過ごしましたが、福田さんによると「牧場に見えられた方には、展示の機会があれば積極的に見ていただいたほどの、牧場にとって自慢の馬でした」とのことです。

 

大山ヒルズの齋藤慎マネージャーも「もともと血統的にも期待の大きな馬でしたし、育成段階から光るものを感じていた馬です」と話していますが、後に管理調教師となる矢作芳人さんによると同期の馬に比べて成長がゆっくりだったといい、コントレイルは球節に難があったことが影響して育成期間に調教を積めない時期が半年近くもあったため、「そのため、ほかの馬よりも本格的な乗り込みをスタートさせるのは遅かった馬です」と話しています

 

デビュー後 ① 2019年

 

栗東トレーニングセンターの矢作芳人厩舎に入厩し、2019年9月15日、阪神競馬場芝1800メートルの新馬戦福永祐一騎手を鞍上にデビューします。

 

9頭での競走で断然の単勝1番人気に支持され、勝利を飾りました。

 

https://twitter.com/TAKOYAK1412/status/1186770664474083328?s=20

 

福永騎手は「センスが良く、勝ちっぷりも良く、言うことはありませんでした」とコメントしています。

 

https://twitter.com/kawaiigentyan/status/1195592206448349186?s=20

 

次走は重賞の東京スポーツ杯2歳ステークス(11月16日、東京芝1800メートル、GIII)に出走します。

 

前の週の競馬で福永が斜行しこの日から騎乗停止処分を受けたので、ライアン・ムーア騎手が騎乗した。

 

両親に三冠馬を持ち2戦2勝で臨んできたラインベックらとの対戦でした、ここでも単勝2.5倍の1番人気に支持されます。

 

レース前に輪乗りで暴れ、これで振り落とされたムーア騎手が左肩を強打するというアクシデントがあったものの、1000メートル通過58秒8の速い流れから直線で力強く抜け出し、2着のアルジャンナに5馬身差をつけて2歳芝1800メートルのレコードタイムで優勝しました。

 

レース後、矢作調教師は「想像以上の走りで驚きました。厩舎も福永騎手も1800メートルがギリギリと話していたので、想像を超える走りでした」と勝利を喜ぶと共に「当初は朝日杯(フューチュリティステークス)を考えていましたが、これでホープフルステークスから王道を歩むことになると思います」と今後のレース選択について話しています。

 

ムーア騎手は「強かった。いい位置で我慢できて最後も伸びてくれた。こんなトップクラスの馬に乗れてうれしい」と振り返ります。

 

その後は予定通りホープフルステークス(12月28日、中山芝2000メートル、GI)に出走し、鞍上には福永騎手が復帰しました。

 

 

出走メンバーにはアイビーステークスの勝ち馬ワーケア、萩ステークスの勝ち馬ヴェルトライゼンデ、芙蓉ステークスの勝ち馬オーソリティ、札幌2歳ステークス勝ち馬ブラックホールらが名を連ねました。

 

レースは好スタートを切ると4番手を追走し、3・4コーナーにかけて手綱を引かれたまま徐々に進出し、直線に入ってレースを先導したパンサラッサをかわし、最後は追いすがるヴェルトライゼンデに1馬身半の着差をつけて優勝し、GI競走初制覇を果たしました。

 

レース後、鞍上の福騎手永は「本当に上手に立ち回ってくれた。スタートはどうだろうなと思っていたけど、スタートも速かった。うまく最初のコーナーに入って行けたし、いい形になった。前走の東京は、馬場がタイムが出やすいなかでレコード勝ち。今日の中山は多少時計がかかってますし、求められる要素がまるっきり違う中で両方とも結果を出したのは評価できる。現状は言うことないですね。来年に向けて、非常に楽しみなパートナーとクラシックに向かっていけるのはジョッキーとしてワクワクする」と話しています。

 

矢作調教師は、前週の有馬記念を制したリスグラシューに続いて2週連続での自身の管理馬のGI勝ちに「できすぎですね。難しい馬ですがスタッフが頑張ってくれて、今日も体重が落ちずにいい状態だなと思いました。レース前にはジョッキーと前に馬を置いて真ん中より少し前でという話はしましたが、基本的には任せていました。道中はとにかく折り合ってくれと思っていましたが、向正面で大丈夫なのかなと思って見ていました。今週はとにかくホッとしましたね」と話しています。

 

2019年のJRA賞最優秀2歳牡馬を決定する投票では、同じく3戦無敗で朝日杯フューチュリティステークスを制したサリオスを抑えて最優秀2歳牡馬に選出されています。

 

阪神3歳ステークスが牝馬限定戦(阪神3歳牝馬ステークス、現在の阪神ジュベナイルフィリーズ)になってから朝日杯フューチュリティステークス(2000年までは朝日杯3歳ステークス)勝ち馬以外の初の受賞となりました。

 

ホープフルステークス後は年明けに鳥取県の大山ヒルズへ放牧に出され、翌年の皐月賞へ直行することになります。

 

https://twitter.com/bajigakuin/status/1201497782663573505?s=20

 

デビュー後 ② 2020年

 

2020年は、予定通り中央競馬クラシック三冠の第1戦・皐月賞(4月19日、中山芝2000メートル、GI)に出走します。

 

このレースでも2着サリオスに競り勝ち優勝を果たします。

 

 

騎乗した福永騎手はクラシック競走完全制覇を達成しました!

 

 

4戦4勝、しかも危なげなしにしっかり勝っています。

 

『令和の最強馬』としての軌跡を歩み始めています。これからがますます楽しみです。

 

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コントレイルの馬主や馬名の由来について

 

コントレイルの英語表記は「Contrail」。

 

「Contrail」とは「飛行機雲」を意味する言葉です。

 

空高く飛ぶ飛行機から発せられる、細くて長い雲のことですね。

 

コントレイルという名前は、この飛行機雲を前へと突き進んで欲しいという想いが込められているのではないでしょうか。

 

https://twitter.com/LongBallToNoOne/status/1251764308205133825?s=20

 

どうですか?英文表記で名前が書いてあるのを見ながら、レースをみると名前負けしていませんね。

 

Contrailって感じしませんか?

 

 

続いて馬主について。

 

コントレイルの馬主は前田晋二(まえだしんじ)さんです。

 

前田晋二さんは、ノースヒルズ代表 前田幸治(まえだこうじ)さんの実弟です。

 

前田晋二さんは、大阪府高槻市に本社がある都市クリエイト株式会社の代表取締役社長です。

 

都市クリエイトの事業内容は、一般廃棄物、産業廃棄物の収集、運搬、処理事業、産業廃棄物中間処理業、古紙、金属、ペットボトルのリサイクル事業などです。

 

実は、コントレイルは最初はノースヒルズの馬主名義でしたが、2戦目を前に前田晋二さんに名義変更しました。

 

因みに前田幸治(まえだこうじ)さんは奈良県吉野郡生まれで、趣味は日本画鑑賞、読書とのことです。

 

生産馬で13年キズナ、14年ワンアンドオンリーで日本ダービーを連覇しています。

 

他にも牝馬G13勝のファレノプシスなど活躍馬は多数。

 

ノースヒルズグループでは重賞通算152勝(うちG1は32勝)しています。

 

 

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まとめ

 

コントレイル・馬主や馬名の由来など【最強馬】の軌跡にせまる!!というテーマでストーリ仕立てにお伝えしてきました。

 

コントレイルには大きな可能性と実力を感じます。

 

『令和の最強馬』としての軌跡を歩み始めたコントレイルの今後の活躍を楽しみにしています。

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