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眠れないオオカミ【最新話】・まとめて「したら領」も調べてみた!

 
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100日後に死ぬワニ」のヒットは記憶に新しいところですが、ワニくんよりも直接的なメッセージ性を感じるとSNS上で話題になっている漫画がある。

 

したら領さんの「眠れないオオカミ」という作品です。

 

2019年12月よりUPされ、徐々にSNSのフォロワーが増え、4000人→113,000人(2020年4月19日時点)へと25倍以上増加するほど反響を集めています。

 

この作品はどんな作品なのか?

 

したら領さんはどんな思いでこの漫画を描いているのか?

 

ワニくんが最後まで意味深長なところがあってモヤモヤを残しまくりながらの最終話だったからか、余計に気になります。

 

眠れないオオカミ【最新話】、そしてまとめて「したら領」も調べてみたのでお話していきます!

 

 

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眠れないオオカミについて

 

 

漫画のタッチはこんな感じです。

 

広い荒野にオオカミが一匹います。

 

どうしなのか、足が地面にくっついて、その場から動くことができません

 

夜空の下、荒野の中で、たったいっぴきぽつんとたたずむオオカミ。

 

「ねぇ、オオカミくん」と話しかけるのはモグラの子です。

 

「何をそんなバカみたいにずーっとたってるの?」「まるでカカシだね」

 

そういわれたオオカミは、無表情のままモグラを捕まえ食べてしまいます。

 

それからしばらくしてやってきたのはハチ

 

「最近ずーっとココにいるね」と話しかけてきます。

 

最初は穏やかだったオオカミも、「白いメスのオオカミ」の話になると態度が急変します。

 

ハチに襲いかかろうとしますが、足が地面にくっついていて動けません。

 

オオカミの状況を把握したハチは、彼に毎日会いにくることにしました。

 

ハチは彼に種を与え、彼の足は「精神的なモノが原因だろう」と語りかけます。

 

過去を今で埋めるんだ

 

そう言われたオオカミは、ジョウロの使い方もわからないまま、種を育て始めます。

 

花にまつわる出来事に、一緒にいた「白いオオカミ」の記憶が重なり、喪失感にさいなまれるオオカミ。

 

「白いオオカミ」の真実を知るキツネ、息子を殺されたモグラ、さまざまなキャラクターの思いが交錯していきます。

 

そして、ハチが彼を気にかけるのにも理由があるんです--。

 

少しずつ明かされる過去と、残酷さとあたたかさが共存する独特の世界観、どこか心に傷を負ったキャラクターたちにひきこまれ、ツイートには「なぜか涙が止まらない」「続きが気になる」とコメントが寄せられています。

 

リツイート数は5万を超え、17万件以上の「いいね」も集まっています。

 

ネタバレですが、したら領さんが自身のNOTEに最新話含めUPしてくれています。

 

【眠れないオオカミ】更新中(したら領さんNOTE)

 

シュールで独特なタッチで描かれていますね。

 

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漫画家「したら領」さんと「眠れないオオカミ」

 

 

したら領さん、「眠れないオオカミ」を描き始めたのは2019年12月頃です。

 

「最初から『連載』をつくるつもりではなかった」そうです。

 

したら領さんは、漫画家を育成する「コルクラボ専科マンガ家コース(コルクラボマンガ専科)」に所属しており、短編漫画をいくつか発信していく中で、「この作品が一番感触がよかった」ため、続きを描くようになったとのことです。

 

したら領さんは2020年4月現在31歳です。

 

漫画を描き始めたのは、5~6年ほど前とのことです。

 

当初は絵本作家を目指しており、フランス語圏の漫画「バンド・デシネ」の様式に惹かれ、絵本の色彩や寓話的な世界観をミックスして漫画を描くようになりました。

 

バンドデシネとは人の名前ではなくて↓↓↓のようなこの地域でのこのような作風のことです。

 

https://twitter.com/oOUmFA17EjTlyMB/status/1249223836479840257?s=20

 

https://twitter.com/ihana_siili/status/1250691176455213057?s=20

 

 

眠れないオオカミのストーリーで特徴的なのが、主人公であるオオカミが動くことができないので、いろいろな生き物が入れ替わり立ち代わりでやってきて話が進んでいきます。

 

したら領さんは、「自分が動けていないような感覚がここ数年あった」と振り返ります。

 

「漫画を描いていてもプロとしてなっていない、どこか遠くに行きたいけど行けない窮屈さみたいなのがあって。オオカミや他のキャラクターにも、自分を重ねる部分があるのだと思います」と。

 

「いざ描いてみたら、『動けない』ってストーリーとしてつくりづらいんですけど」と苦笑しますが、「逆に制限があることで、余計なことを考えずに済んでいる気もします」とも。

 

途中からの絵のタッチからは喪失感や不足感、渇望、あきらめといった要素を感じます。

 

したら領さんは、「もともと自分がコミュニティに上手くなじめないというか、そこはかとない疎外感みたいなのを持っていた」とも。

 

そして、「誰かに対する陰口とか、ちょっと見下す空気とかがコミュニティの中を盛り上げたり、絆を深めたりすることがありますよね。自分が全くしてこなかったとは言えないんですけど、苦手で、協調することができなくて……」とも語っています。

 

それを理解されない孤独感や失望感、渇望みたいもの、、、「眠れないオオカミ」の端々に、こういったしたら領さんの心の内が表されています。

 

「自分がどこか欠けていると感じるから、こういったキャラクターが出てくるのだと思います。自分が普段言えないことも、キャラクターを通して話されている気もします」

 

漫画に集まる「泣きました」「心臓がちぎれそう」というコメントから、読者の心にもある小さな孤独感と共鳴しているように感じます。

 

たしかに読んでみて僕も何か暗い気持ちになるのと同時に、幼い頃にしたら領さんの語る気持ちがあったなとなんか懐かしい感覚を感じました。共鳴できる雰囲気なんです。

 

この物語はまだストーリーの半ばでしたら領さん曰く、「まだ1/2か2/3くらい」とのこと。

 

これから先も、ワクワクしながら、多くの人と共感できるストーリーを生み出し続けて欲しいと思います。

 

これからの続きも楽しみにして待ちましょう。

 

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まとめ

 

https://twitter.com/shitara_ryo/status/1247735416909787137?s=20

 

眠れないオオカミ【最新話】・まとめて「したら領」も調べてみた!というテーマでお話ししてきました。

 

ワニくんと比べられていますが、僕は眠れないオオカミにはとても共鳴するところがあります。

(ワニくんには無かった)

 

NOTEでも最新話を公開してくれているしたら領さんは、今回の作品が初ヒットですが、これを書くまでに至った心境や環境に共感を覚える人も多いのではないでしょうか?

 

人は皆孤独なものだとこの作品を読んであらためて感じました。

 

したら領さんのこのような内面から溢れてくるものが作品に仕上がっているわけですね。

 

これからも楽しみに最新話を待っています!

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