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ニューヨーク州知事・クオモがコロナ会見や対応で人気急上昇の訳!!

 
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新型コロナウィルスの感染者が爆発的に増える米東部ニューヨーク州で対策の指揮を執るアンドリュー・クオモ知事(62歳)の支持が急上昇しています。

 

記者会見での発言が論理的かつ人間味が溢れると共感を呼び、全米で注目の的となっています。

 

米シエナ大が3月22~26日に同州内で実施した世論調査によると、87%がクオモ氏の新型コロナへの対応を評価すると回答、トランプ大統領を評価すると答えたのは41%でした。

 

クオモ氏の支持率は71%で、前回調査(2020年2月)の44%から大幅にアップしています。

 

評判・人気が上がる一方のクオモ氏とはどんな人なのか?

 

コロナ会見・対応で人気急上昇の訳(理由)は何か?

 

について調査しまとめていきます。

 

 

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NY州知事クオモさんって誰?プロフィール!!

 

1957年12月6日、ニューヨークのクイーンズ区に生まれです

 

父親は第52代ニューヨーク州知事(1983年 – 1995年)などを務めたイタリア系アメリカ人のマリオ・クオモ。

 

現在ABCネットワークで放送中のニューズマガジン、“20/20”のアンカーマンを務めるクリス・クオモが弟でネット上では仲が悪く有名と記載がありました。

 

前妻であるケリー・ケネディ(1990年結婚、2005年離婚)はロバート・ケネディの娘(JFKの姪、キャロライン・ケネディの従妹)で、前妻との間に3人の子供がいます。

 

政治家一家ですね。

 

1975年にニューヨーク・クイーンズにある私立のアーチビショップ・モリー高校を卒業後、フォーダム大学へ進学し、1979年に学士号を得て卒業。

 

その後はオールバニ・ロースクールに進学し、法務博士を取得しました。

 

1982年に父親のマリオ・クオモがニューヨーク州知事選に立候補した時には選挙対策委員の一員として精力的に活動し、父親が知事に当選した後も断続的に補佐を行っています。

 

1980年代から1990年代にかけてマリオ・クオモが積極的に推進していたニューヨークのホームレスらのための住宅供給政策に呼応してアンドリューはNPO団体『Housing Enterprise for the Less Privileged(HELP)(特権なき住宅供給事業)』を創設しました。

 

直近では、トランプ大統領が、新型コロナウィルスの拡大防止のために、ニューヨーク州などで都市封鎖を検討していることを述べた際は「連邦政府による州への宣戦布告であり、完全封鎖は中国・武漢で行われたことで、我々は中国でもないし、戦時中でもない」と反発し、世界中に報道されました。

 

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クオモ・ニューヨーク州知事のコロナ対応

 

 

新型コロナウイルスへの感染が急速に進むニューヨーク州では、感染者数が3日ごとに倍増し、2020年3月24日時点で2万5000人を突破しています。

 

知事は3月24日の記者会見で、同州で最大14万台のベッドが必要になると予測

 

また、人工呼吸器が3万台必要であるにもかかわらず、「400台送る」とした連邦政府の反応を、「遅く、非効率で不十分。政府は残りの2万6000人を見殺しにするつもりか」と、これまで以上に強い口調で批判しました。

 

知事の記者会見を受けて、ペンス副大統領は2000台の人工呼吸器をニューヨーク州に送ったと発表し、25日にはさらに2000台送ることを約束した。

 

明確で一貫性があり、共感を伴った知事の記者会見は、視聴率が高く、2020年3月24日の演説は、主要ネットワーク4局とCNN、MSNBC、トランプ大統領に好意的なFOXに至るまで、多くのテレビ局で生中継されています。

 

ジョー・バイデン前副大統領は、知事の記者会見を「リーダーシップの授業」とたたえました。

 

情報収集と適格な判断、真摯に州民に向き合い、難局に立ち向かう新型コロナウィルス対応は、書道が遅かったにも関わらず、世界中から高評価を得ています。

 

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クオモ・ニューヨーク州知事の評価急上昇の訳

 

 

支持率急増の要因はコロナ禍が発生して以来、毎日開いている記者会見ですね。

 

不愛想なクオモ知事はこれまで民主党内でも敵が多く、党のリーダーとしては「自己中心的」とされ、全米的な評価はさほど高くありませんでした。

 

党内で力を増す進歩派と比べ現実主義な点も不人気の一因。

 

しかし、ここにきて非常時における「卓越した代弁者」として存在感を増している。

 

米主要テレビ各局は連日、生中継し、トランプ大統領の会見と同様の扱いです。

 

パワーポイントを用いて、感染者数や検査数、入院患者数、集中治療室(ICU)にいる人数まで詳細なデータを開示し、深刻な状況も率直に説明しているのは報道されているとおりです。

 

時折、「疲れたときは、医療関係者や食品店などで休みなく働く人のことを考えよう」(3月26日の会見)などと穏やかな口調で語りかけており、誠実で真摯なリーダーシップとそこに垣間見える人間性が評価を上げています。

 

3月31日には自身の弟で米CNNテレビのキャスター、クリス・クオモ氏(49)が感染したことを公表し、「賢さや裕福さ、年齢に関係なく、このウイルスは誰もが影響をうける」と述べています。

 

外出が制限されている住民には「的確な情報は信用できるし、孤独感が増している中、知事の発言に勇気づけられている」(40代の女性)などと語る人も多いと報道されています。

 

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まとめ

 

新型コロナウィルスの対応で報じられるまでは、クリオ州知事の知名度は日本では高くありませんでした。

 

日本どころか、アメリカ本国でも民主党内でも敵が多く、党のリーダーとしては「自己中心的」とされ、全米的な評価はさほど高くありませんでした。

 

それが新型コロナウィルスの対応で、初動は遅れたものの、情報収集と適格な判断、真摯に州民に向き合い、難局に立ち向かう新型コロナウィルス対応は、書道が遅かったにも関わらず、世界中から高評価を得ています。

 

有事のリーダーとして見習うべきことが多いからこそ、アメリカ本国からは勿論、世界で報道され、その評価が上がっているのだと思います。

 

以上、「ニューヨーク州知事・クオモがコロナ会見や対応で人気急上昇の訳!!」についてでした。

 

安倍政権に対してはクオモ州知事以上の対応を心から願います。

 

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