流行の話題やビジネスについて紹介していきます

河岡義裕教授のwiki風プロフィール!救世主が新コロナウィルス対策を語る!

2020/04/13
 
この記事を書いている人 - WRITER -

新型コロナウィルスについて「危機的状況ではあるが、ちゃんとやれば、乗り越えられる。それを分かっている我々研究者が、一般の人たちに、防ぎ方を分かってもらうようにするのが、使命だ。」と語っているのはウィルス学の世界的権威・河岡義裕教授です。

 

2020年4月12日放送の「情熱大陸」に出演されました。

 

世界のウィルス学を牽引する河岡義裕教授は番組の中でどのようなことを語ったのでしょうか?

 

また新型コロナウィルスは「どのように、ちゃんとやれば、乗り越えられる」のでしょうか?

 

河岡義裕教授のwiki風プロフィール!救世主が新コロナウィルス対策を語る!というテーマでまとめていきます。

 

 

スポンサーリンク

河岡義裕教授のwiki的プロフィール!

 

 

  • 名前:河岡 義裕(かわおか よしひろ)さん
  • 生年月日:1955年11月14日
  • 出身地:兵庫県神戸市
  • 学歴:兵庫県立神戸高等学校卒業、北海道大学獣医学部卒業、北海道大学院修士課程修了
  • 現職:インフルエンザエボラウイルスを専門としているウイルス学者、ウィスコンシン大学と東京大学医科学研究所の教授

 

大学進学については、河岡教授の従兄弟が大阪大学工学部に在籍していたため、同じ進路を考えていたそうですが、数学と物理が苦手だったのであきらめ北海道大学獣医学部へ進学したそうです。

 

元々河岡教授は生物が好きだったので、理学部も考えたようですが、最終的に北海道大学獣医学部に進学しています。

 

大学院修士課程の1年時に武田薬品工業株式会社の研究所を見学に行き、大学の研究施設との違いに衝撃を受けて企業に就職して研究をしたいと思っていた河岡教授。

 

ところが修士課程修了時に、鳥取大学農学部獣医微生物学講座の助手として招かれ助手として働くようになりました。

 

その助手時代に獣医学博士の学位を取得。

 

その後アメリカ留学をし、そこで高病原性鳥インフルエンザの流行が起こっていることを受けてウイルスが強毒に変わった原因について調べることになり、留学期間を伸ばし、結果アメリカで研究生活を送っていたようです。

 

その後日本へ戻り、教授や研究者として実績を残しています。

 

獣医学者として、鳥インフルエンザに関わったことでウィルスの研究を追求していくことになったんですね!

 

主な経歴

 

  • 1978年 北海道大学獣医学部卒業
  • 1980年 北海道大学大学院修士課程修了 鳥取大学農学部助手
  • 1991年 聖ジュード・チルドレンズ・リサーチ・ホスピタル助教授
  • 1997年 ウィスコンシン大学マディソン校教授
  • 1999年 東京大学医科学研究所教授
  • 2004年 北海道大学創成科学研究機構客員教授
  • 2005年 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長、理化学研究所客員主幹研究員
  • 2007年 神戸大学客員教授
  • 2009年 京都大学客員教授

 

インフルエンザ生ワクチンの臨床試験を進めており、エボラウイルスワクチン開発にもこの技術が使われているそうです。

 

現在河岡教授は新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーとして、提言を行っています。

 

 

河岡教授はこれまでに数多くの名誉ある賞を受賞されています。

 

受賞歴など

 

  • 1991年 – 日本獣医学会賞
  • 2002年 – 野口英世記念医学賞
  • 2006年 – 文部科学大臣表彰科学技術賞、ロベルト・コッホ賞
  • 2007年 武田医学賞受賞
  • 2011年 紫綬褒章を授与
  • 2013年 米国科学アカデミー外国人会員
  • 2016年 日本学士院賞を受賞

 

主だったものを記載しましたが、毎年のようにその研究や開発について専門機関や各国より評価を得ていることからも河岡義裕教授のウィルス専門家としての権威や成果・影響力がわかります。

 

河岡義裕教授の現在の研究・開発について

 

河岡教授は、インフルエンザエボラウイルスを専門としているウイルス学者です。

 

23歳で北海道大学獣医学部を卒業し、その後26歳頃から44歳頃までアメリカで過ごしていたため、これらの基礎はアメリカで先端の環境下で学び、活用されたものでしょう。

 

インフルエンザウイルス

  • 新型インフルエンザウイルスの解析
  • H5N1インフルエンザウイルスの病原性解析
  • 海外におけるインフルエンザ流行状況調査
  • 薬剤耐性インフルエンザウイルスの解析
  • インフルエンザウイルス粒子形成機構の解析
  • インフルエンザワクチンの開発

エボラウイルス

  • エボラウイルスレセプターの探索
  • エボラウイルスの粒子形成機構の解析

 

スポンサーリンク

河岡義裕教授が語る新型コロナ対策

 

 

ロックダウンは起こりますよ。だって日本人は負けないぞ見たいな幻想を日本人みんな抱いている。」

 

「あの各国がものすごく増えているグラフを見て、日本はまだいけるんだみたいな幻想を抱いている。」

 

「日本だけかからないなんて大間違い、だってウィルスは人を選ばない。」

 

危機的状況ではあるが、ちゃんとやれば、乗り越えられる。それを分かっている我々研究者が、一般の人たちに、防ぎ方を分かってもらうようにするのが、使命だ。

 

「まじでヤバイだけど、これ防げるんですよ。それを一般の人にわかってもらうようにするのが我々の使命だと。それはすごく責任感があってそのために我々存在していると思うから、やらないといけない。」

 

「リスクを防ぐ道は一人一人の動きにかかっている。」

 

感染症って病原菌にふれなければ感染しないから、すごく簡単。でも世の中の動きでそういう訳にいかないから、あれなんですけど、これに感染したら死ぬぞってことが分かっていれば、やるでしょ。」

 

河岡教授のアドバイスは至ってシンプルです。

 

どういう動物や細胞に感染するのかという基本的なことがまだわかっていないということで、番組の中ではいろんな検体で実験を行っていました。

 

今ある薬(例えばアビガンなど含)で、新型コロナウィルスにとって一定効果があるということで、当面はそれで一定防ぐことができるとも。

 

ただ、このウィルスは季節性のものかそうでないのかについてもまだわかっていません。

 

仮に季節性のものでもワクチンは少なくとも数年はできない。

 

薬に関しては今現状使っているもので、ベストなものでなくても一定効果がある薬が使われるようになるだろうとおっしゃっていました。

 

ただ、今年で終わるようなことはなく、長期的に新型コロナウィルスと数年向き合う必要があるとも。

 

以上のことから考えると、3密から離れること、Stay at homeが一番の予防策という結論になりますね。

 

気になったのは、河岡教授ら専門家チームが一生懸命、国に対して助言しても実行力を伴った施策に繋がっていないという趣旨の発言です。

 

政府にはアドバイスをしているものの、専門家が専門家としてこれであればリスクをより軽減できるという内容を政府が一部止めてしまっていたり、結果としてうまく恐怖や対策が伝わっていないといったように見えました。

 

正しい新型コロナウィルスへの向き合い方、これは河岡教授のいう内容がほぼ国民には聞こえていそうですね。

 

あとは、商売や生活に与える影響を政府・国が洗い出し、実行力を伴った行政をしていただきたいと思います。

 

政府がそれを止めていることを暗に仰っていました。

 

リスクとその回避策をわかっていて、実行できなかいのは国が止めているからというような感じで河岡教授が話しているように見えたのは私だけではないはずです。

 

スポンサーリンク

まとめ

 

河岡義裕教授について河岡義裕教授のwiki風プロフィール!救世主が新コロナウィルス対策を語る!というテーマでまとめてきました。

 

北海道大学を卒業後、日本やアメリカで獣医学者としてウィルス研究に携わってきた河岡教授。

 

特に新型インフルエンザに関しての研究に熱を入れている印象で、数多くの章も受賞する素晴らしい研究者であることがわかります。

 

ウィルスに関しては、まだまだ未知なことも多いですが、河岡教授の研究によって多くのことが明らかになっています。

 

世界のために研究を続ける河岡教授を始めとする研究者の皆さんの活躍を応援していきたいですね!

 

そして河岡教授が伝えてくれたことをしっかりと受け止め、一人一人が命を守るための行動をしていきましょう。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 坂本一誠のブログ , 2020 All Rights Reserved.