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レムデシビルとは?その効果や副作用とアビガンなどとの違いについてまとめてみた!

2020/04/28
 
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重症患者113人を含む125人にレムデシビルを毎日投与したところ、発熱や呼吸器症状が著しく改善し、1週間以内にほぼ全ての患者が退院したそうです。これはすごい!!

 

レムデジビルと何かは?その効果や副作用とアビガンなどとの違いについてまとめていきます。

 

 

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レムデシビルとは?その効果や副作用について

 

 

レムデシビル」は、アメリカに本社のある「ギリアド・サイエンシズ」が、エボラ出血熱の治療薬として開発を進めてきた薬で、新型コロナウイルスの治療にも効果がある可能性が指摘されることから、すでに日本やアメリカなどの各国の医師が、共同で実用化を目指した治験を進めています。

 

レムデシビルは、エボラ出血熱の治療薬として開発が進められていた低分子化合物で、ウイルスの複製に関与するRNAポリメラーゼを阻害する作用があります。

 

アメリカの医療ニュースサイトによりますと、シカゴ大学の医学部は、重症患者113人を含む125人の患者にレムデシビルを投与する臨床試験をした結果、ほとんどの患者が退院でき、死亡したのは2人だけだった報じられています。

 

ギリアド・サイエンシズでは、レムデシビルの効果について、さらに多くのデータを集めるため、これまでの治験とは別に、新たに横浜市立市民病院など国内の3つの医療機関と連携し、新型コロナウイルスの患者に薬の投与を行う治験を4月14日から始めたということです。

 

治験は、日本だけでなく、アメリカやイタリアなどの合わせて4000人を対象に、重症や中程度などのグループに分けて薬の安全性や有効性を確かめるということで、国内ではまず、90人ほどの患者の参加を目指すということです。

 

トランプ大統領は3月、レムデシビルについて「非常に良い結果が得られたようだ」と述べ、有望な治療薬になり得るとの見方を示しています。

 

 

副作用は、結論としてはまだわかっていません。

 

2020年3月12日発表の研究論文では、「肝臓の損傷を示す肝酵素(ALT、AST)の血中濃度の上昇は、今回の調査対象でも、53人中12人(23%)の患者で認められ、また、何らかの副作用が認められた患者は、53人中32人(60%)であった」(First 12 patients with coronavirus disease 2019 (COVID-19) in the United States)とあります。

 

レムデシビル投与によって肝酵素の血中濃度の上昇があるというのはデメリットが大きすぎ、開発の大きな阻害要因になるとの記事もありましたが、この上昇がレムデシビルによるものかどうかについては現段階では不明とのことです。

 

 

2020年4月現在、米国で開発中・効果測定中の新薬であり、承認薬として日本で使うことができるのは「緊急性を考えて特例扱いだとしても、最短でも2020年内」とされています。

 

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アビガンとの違い

 

新型コロナウィルス感染症に対して、効果が見込まれている治療薬の一覧がありました。

 

アビガン、今回のレムデジビルの他にも6種類の治療薬の国内での承認状況、もともとの治療薬の目的疾患、コロナ(COVID-19)への国内での使用について、臨床研究などの状況についてよくまとまっています。

 

(上記出典:rpr.c.yimg.jp)

 

アビガンについてまずお話しします。

 

インフルエンザウイルスは、これからお話しする3つのどの段階を阻止するかで、薬の種類が異なります。

 

(1)人の粘膜に吸着して細胞内に侵入し、自身の膜を破って細胞中にウイルスの設計図であるRNA(リボ核酸)を放出し、これを「脱殻」といいます。

 

(2)放出されたRNAが、細胞内でさらにウイルスを生みますが、これを「複製」といいます。

 

(3)そのウイルスが酵素の力を借りて細胞の外に出ますが、これを「遊離」といいます。

 

このうちアビガンは、「複製」を助ける「ポリメラーゼ」と呼ばれる酵素の力を阻害する「RNAポリメラーゼ阻害薬」です。

 

新型コロナウイルスもRNAの複製によって増殖するため、同様の阻害効果が期待されているわけです。

 

アビガンのメリットは、条件付きではあるが国の承認が既に得られている点です。

 

効果が確認され、新型コロナウイルスに対する承認が得られれば、すぐにでも投与が可能になります。

 

富士フイルムホールディングスは「アビガンの増産に関する検討要請が政府から来ているのは事実。現在、検討中だ」としていますが、アビガンは胎児に副作用があるため、妊婦には使用できないというデメリットもあります。

 

レムデシビルもアビガン同様、ウィルスのRNAポリメラーゼを邪魔する治療薬です。

 

↓↓↓にもありますが、この二つの治療薬の一番大きな違いは、アビガンは早期・軽症者に有効で、レムデシビルは重症者に有効ということでしょう。

 

ワクチンが開発されるのは早くとも2021年と言われていますので、一日も早くこの両薬(良薬)が一般で使用できるように国や政府も動いてくれています。

 

安倍晋三首相は5月27日の衆院本会議で、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「レムデシビル」について「間もなく薬事承認が可能となる」と明らかにしました。

 

海外での承認などを条件に審査の手続きを簡略化する「特例承認」を適用し、5月にも利用可能となる見通しとのことで、喜ばしいことだと思います。

 

 

 

 

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まとめ

 

レムデシビルとは?その効果や副作用とアビガンなどとの違いについてまとめてきました。

 

公衆衛生学・感染症対策の専門家で、WHO事務局長・上級顧問を務める渋谷健司教授は、レムデシビルについて「抗ウイルス薬に期待するのは、早期診断・早期治療することによって、重症化を防ぎ、死亡を防ぐということです。検査を進めるうえでも有効ですし、重症化を防ぐことで医療への負荷を下げるということで、ワクチンとともに期待を寄せています」と話します。

 

レムデシビルとアビガンの一日も早い国内での使用承認とワクチンの開発に期待しましょう。

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